非常事態宣言!•••その前に•••

北朝鮮ではいよいよ戦争の可能性がにわかに帯びてきました。
と同時に•••???
我が村田ピアノ音楽院でも非常事態宣言となりました。
ななんと!教室がいずれ移転に!!
Xデーはまだ決まってはいませんが、移転先はようやく決まりました。
実は•••より相模原駅に近い場所になりました。駅から歩いて15分です。
今まで電車でいらしていた生徒さんは引き続き、車での送迎が可能ですし(しかも時間が前より短縮されます)車で来ている生徒もそれほど時間は変わらないのですが•••近所から歩きや自転車で来ていた方はやや問題が生じるかもしれません。
一応、現在の生徒さん限定で、なんらかの方法で相模原駅まで来られる生徒は(たとえ子供でも)そこから車で送迎をする予定です。
送迎付きの教室っていうのも珍しいかもしれませんが(笑)
まあそれはいいとして•••。
非常事態の最中、やや状態が安定し始めた4月中旬、精神的にも安定して来たので、来日している某ピアニストの公開レッスンを聴きに行って来ました。
以前も聴いたことがあったのでもちろん期待して行ったのですが•••やはりすごかったですね。
今回は公開しているレッスンがそれほど多くなかったのですが、それでもやはり音の美しさとダイナミクスのすごさには驚きました。
加えて、やはり今回思ったことは•••ダイナミクスも大事ですが•••即興性というのかなあ。
頭の中にある、こういう感じの演奏が聴きたいなあ•••という漠然としたイメージの具現化が必要だったんだ、とも思いました。
正直、上記の内容はおそらくみなさんにはわからないとは思いますが(笑)
漠然としたイメージって•••やっぱり小さい音なんです。
•••と、そこに集まっている聴講生たちを見ると•••おや?みんな前回の公開レッスンの時の生徒たちじゃないか。
結局そこに集まって聴いている人たちは、ほとんどがリピータのようでした。
一体どういう身分の人たちかはわかりません。趣味の人もあるかもしれませんが、おそらく大学講師の人もあるはずです。
しかし、一つ言えることは、そこに集まってきている人たちはみんな楽しそうで、笑顔でレッスンを受けていました。
かつ•••あのピアニストが見せる芸術性に酔いしれている人たちなんだろうと。
年齢は•••正直言ってみんなどう考えても40代でしょう。
しかし、いかに自分たちはまだ未熟で青二才であるか、ということをわかっているようでした。
あの場にいると•••一つわかることがあります。
所詮、どんなに難曲をこなすピアニストがいたとしても、それはそこに集まっている人たちにとっては何の意味もないのです。
あー完璧な演奏。でも何もない演奏。
ただ単に音を速く羅列できても、芸術性がないんじゃ•••。
人を感動させられる音が出てないんじゃ、どんなに完璧に、速く、ノーミスで弾けても、意味がない。
これがまた•••レッスンを受けている人もそのあたり、よくわかっている(笑)
自分の演奏は完璧だけど、全く意味がない。それにすごく悩んでいる。
ここに集まっている人たちは間違いなくそれに気がついています。
でも弾けない(笑)。
そんな人たちが、その巨匠ピアニストの音を聞きながら、いわば自分の演奏の不味さに苦笑いしながら(笑)レッスンを受けているわけです。
もうここにはコンクールのような競争とか、成績は関係ない。
あるのは•••いかにあのピアニストに近づけた演奏ができるか否かです。
誰よりうまいとか、下手とか•••。
感動的な演奏ができるんだったら、1番とか2番とかは意味がないんです。
1番目の人も、2番目の人も、いいに決まっている。
逆に•••
日本人らしい演奏なんて、100人出てきて弾いたって、全員意味がない。
みんなまとめて在庫一掃叩き売りセールでもすればいい。
自分の演奏が果たして価値のある演奏なのかどうか?
これは自分だけが知っている。
ダメなら•••その人の経歴が素晴らしいとしても、無意味です。
ピアノはパソコンじゃないんです。今の私のように、パコパコ、パソコンのキーボードを打っている演奏なんていらない。
•••非常事態宣言が解除されたら、どっかの講習に出かけたいと思う今日この頃•••