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ああ・・・とうとう着いてしまった。X駅に・・・。

 

 

 

 

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そう、こんな駅だった・・・。汚なくて、寂れた駅。『X駅』

私にとっては『帰還』ともいうべきX駅。。。

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・・・と、そこへ、1台のオンボロ列車がゆるゆるとホームに入ってきた。

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とんでもないぐらいのオンボロ列車。

・・・と、この時、私はある曲が頭によぎった。

あなたはこの曲を知っているだろうか?

あるロシア画家が、一艘の古いオンボロ船が母港に帰還する所を描いた絵『帰還』という題名の絵を展示したそうだが、その絵を見たラフマニノフが抱いたインスピレーションから、この曲が生まれたそうだ。

ところがこの曲が出版されてから時を経て、ピアニスト、モイセイビッチも同じく、この絵を見た時、偶然にもラフマニノフのこの曲が頭に浮かんだという。

二人がこの曲について後日話をした時に、偶然にも同じ絵からインスピレーションを持ったという事に、驚きを二人とも隠せなかったという逸話が残されている。本当かどうか、分かりませんが(笑)

 

そして・・・私はこのX駅に着いた時、自分の『帰還』と、この列車の『帰還』を重ね合わせ、この曲が頭に浮かびました。

この曲の様に、重苦しく、憂鬱な思いでX駅に着いた私。

決して嬉しくはないX駅への『帰還』

何で私はまたしても、この駅に来てしまったんだろうかと。

私は何故そうまでして、この講座を受けに来たのだろうか?

おとなしくしていれば、私は安泰の生活が日本で営める。

教室の運営は,おかげ様で、そこそこうまくいっていて、裕福とは、ほど遠いが、一応食えてはいる。

別にピアノがこれ以上うまくならなくたって、私は困るわけじゃない。

なのに、これ以上何を望むというのだろうか?

・・・そこには、実は何がしかの自分の願望がある。

・・・そう、私はあの『ドア』をまだ開けてはいない。

そう、あの『ドア』だ。

あの『ドア』を開けた時に、ある領域に達する。

ある一つの事を成し遂げることのできる、あの『ドア』だ。

あの『ドア』を開けて中に入りたい。

 

良い歳した私が未だに、ピアノが満足に弾けない事をひょっとすると、回りは馬鹿にするかもしれない。

そう、

「あんな良い歳して、先生やっているのに未だに勉強が足りないのかね?」

「なんだ、ピアノの先生やっているのにピアノ、うまく弾けないんだ(笑)」

「良い歳して年下かもしれない先生に習いにいくのか?」

まあ、このHPを見て、いろいろ思われているのかもしれない。

そう、私は先生としては失格である。

良い歳して、まだ勉強が足りない。

良い歳の時にきちんと勉強しておけば良かったのだ。

でも・・・じゃあこの歳になったから、もう諦めておくかって?

このまま、自分の実力は隠して死ぬまで貫き通すかって?

もちろん、そういう先生はいるかもしれない。

自分は弾けないけれども、教えることはできる。

自分の事はごまかして生徒を指導する。

それは簡単だ。口だけで指導すれば良い。

ある程度まではそこそこ出来るだろう。

でも・・・私は自分が弾ける様になりたいのだ。

ちょこっと模範演奏で指導して・・・そういう先生像はもう望んでいない。

生徒を指導する前に、自分がピアニストとしてのドアを開きたい。

 

私は他人が自分の事を馬鹿にしたとしても、何とも思わない。

正直、気にならない。

私は自分の事で精一杯なのだ。

そんなことより、他人は下手な人のことなんか気にならないのが普通だ。

それより、うまい人の方に感心がいくものだ。

下手な人なんかいても「あれ?」と思って、その次にはその人への感心は無くなる。

だから「恥ずかしい」なんて感情、海外では持つだけ無駄というものだ。

もちろん、下手な人に関心を持つ人もいるかもしれない。

でも、そういう人は実は・・・ピアノが下手な人なのだ。

なんでもそうかもしれないけれども「自分はそこそこうまい」と思ったときは、(天才を除いて)とんでもなく下手な事が多い。

インターネットでどうのこうの、くだらん事を書いている人は自分が下手な事に気がついていないか、強烈な劣等感がある人だ。

それだけ、心に不必要な余裕、もしくはすさんだ気持ち,ひがみがあるのだ。

もし、自分の下手さに本気で悩んでいたなら、そんな他人の事なんか気にする余裕はない。

それが、ここ、X講座に集まっている受講生だ。

みんな自分の事で悩んでいる。

誰がうまいとかは感心があっても、誰より上とか、誰が下とか・・・そんな事考えちゃいない。

人は、そうやって上昇志向が強くなると、悪い口は叩かなくなる。謙虚になる。

私も昔と違って、悪い口を叩く余裕がなくなってきた(笑)

そう、自分の事で精一杯。

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大学への道を歩いていく時に頭に浮かぶ曲は・・・

ショパンのスケルツォじゃなくて・・・

そう・・・こんな場違いのレベルの場所に良い歳こいて

・・・よせばいいのに・・・

そして,レッスンが終わった時に頭に浮かぶ曲は・・・

そう・・・

・・・いつまでたってもダメな私ね〜・・・

 

 

2014.8.3