村田ピアノ音楽院

since1996

トップページへ

村田ピアノ音楽院の特徴

再びX国へ〜ああ、俺は何をやっていたんだろう〜

 

X国夏期講習が終わってかれこれ1ヶ月が過ぎようとしているが、実は未だに私はまともにピアノの練習をしていない。

あまりに自分が下手で、する気が失せるもの事実だが、それ以上に練習が進まない。

というのも、今までの自分の練習がいかに無駄な練習だっかが、分かってしまったのだ。

今まの私の練習方法はなんだったのか・・・。

去年受けた時に、似た様なことを言われたのだが、それが解決していなかったと言うべきか・・・。

とにかく今はものすごくテンポを落とした練習と、講習の時に、多数録音したレッスンテープを聞き返しながら、反省会の日々である。

とにかく全くピアノを弾いてはいない。何故なら自分の中で革命が起こってしまったから。

 

さて、今回受けた先生は二人。

今回は去年と同じアル中先生と、今回新たに新しい先生のレッスンを受けることになった。

アル中先生だが、去年は本当に、レッスン中、酒臭かったのだが、今回は全く臭くないどころか、酔っていなかったせいか(??)絶好調なレッスンを受ける事となったのだ。

今回は、アル中先生なんて名前はちょっと、名誉回復の為に(笑)辞めにして、新た『マールボ郎先生』と名付けたい(笑)

その名付けの理由は後で話すとして・・・。

 

さて、このマールボ郎先生だが、去年はほんの少しだけ、模範演奏をレッスンの時に聞いただけだったのだが、今回はかなり模範演奏が聞けたのでよく分かったのだが、この先生,とんでもないくらいうまい。

とにかくびっくりである。

残念ながらyoutubeやCDなどの若い頃の演奏はあまり良い内容ではないので分からなかったが、相当うまいと思っていい。

こんなすごい先生がヨーロッパでは無名の存在でありながら、ゴロゴロしているという事が驚きであるが・・・というより多分私があまりにも、ヘタクソだからそう思うのかもしれないが(爆)

さて、レッスンはマールボ郎先生からは2回受けたのだが、まあ正直言って、去年言われた事を再度言われてしまった事も多かった。

改めて、反省してしまったのだが・・・とにかく言われてしまったのは「もっとスピードを落として良く歌って味わって欲しい」という内容だった。

そう、去年と全く同じことを言われてしまった(汗)

しかし、これ、しょうがないです。

何たって・・・私の性格ですから(汗)

いつも何かに追われていて、スピーディーな生活・・・。

当然、演奏も焦ってスピーディーで味気ない演奏になりがち・・・(汗)

しかし・・・ここが難しいのですが、どーしても・・・どぉーしてもですねえ・・・。

言い訳になるんですが・・・どぉーうぉーしても、日本においては遅いスピードで弾いていると「みっともない」という印象を持たれてしまうんですよ。

「あいつはテクニックがないから遅く弾いている」・・・そういう感じに思われやすい。

なので、どうしても、速く弾く傾向になってしまう。

まあ、でも回りの事を気にせずに、己の世界でやれば良いだけの話なのですが・・・。

そして、そのスピードを上げて弾いてしまうと、どうしても細かい表現がなおざりになってしまう。

てっきり、この程度の表現でも仕方ない。だってスピードが速いから・・・という発想は・・・。

いとも簡単にばっさり刀で斜めに身を切り捨てられてしまいました。

そりゃ当たり前です。

ここの所は、完全に私が未熟でした。

それじゃいけない。

たとえテンポが落ちても、和声感を出して、よく歌って演奏しなければいけない。

これ、何度も言いますが、どぉーしても、日本にいると難しい。

ここには日本とX国との違いが決定的にありました。

とにかくX国はのんびりな国です。そもそも、X国はあまり目立った産業がなく、未だに酪農国という感じなのですが、人もお店ものんびりです。

列車は30〜40分遅れる事は当たり前。スーパーでも長ーい列で、レジのおばさんものんびり打つのも当たり前。

加えてレッスンも午前10:00から始まっているのに、あれ?先生来ないなあ・・・と思っていると、何故か下の学食レストランでたばこをゆっくり吸っていて・・・。

下に降りていって「あのー・・・。私、最初のレッスンなんですが・・・汗」

と言うと、それから10分過ぎた辺りからようやくやって来る・・・(笑)

これ、当たり前の風景です。

「何でお前はそんなに急いでいるんだ?」と何度言われた事か(笑)

「まったく日本人にはクレイジーなほどに歩行も演奏も急いでいる奴が多い」と、私を指しながら言ってもいました(爆)

しかし、このゆったりとした演奏にはものすごい秘密が隠されていたのです。

以前から私はルバートというものに疑問を持っていました。

ルバートは戦前の時代はかなり濃厚に付いていた時代もあり、また日本ではルバートは御法度という感じもあり、このあたり、非常に前から不思議に思っていたのですが、今回いろいろと謎が解けたことがありました。

実は今回、私はそのルバートを知りたかったので、持って行った曲をかなりのルバートで弾いてみて、判断を仰いでみたのですが、その答は・・・

「ルバートはすんな!正確に!」

と、当然の答えでした(笑)

しかし・・・。

またその逆で、先生がある部分で演奏をする時はなぜか?ルバートしまくり(汗)

はて??。

「ルバートをしろ!」と先生はあえて言いませんが・・・明らかにすごいルバート(笑)。

つまり・・・結論としては・・・。

「ルバートはすんな!。でもルバートはしろ!」

でした(爆)

ここんとこ、本当にルバートと一言で言っても難しいものがあり、それ故、未だにレッスンテープを聴きながら毎日、マールボ郎先生の演奏分析をしている最中なのですが・・・。

さて、ルバートについてですが、これはおそらく、古典派のモーツァルトやベートーベンにはほとんど、ないのかもしれません。

逆に、ショパンやラフマニノフ,リストなどのロマン派以降には顕著にあるのもかもしれません。

また、ルバートに法則は正直言ってありません。

良く、ルバートは盗む意味だから、盗んだものは返さなければいけないとかで、どこかでスピードのつじつまを合わせなさいとか、良く言いますが、ここX国では、その法則は合ないのかもしれません。

すなわち・・・。

「盗んだものは返さなくて良い・笑」

それから

「盗む時には、ばれない様に盗むべし・笑』

そう、さすがX国らしい!(爆)

とにかく、その、のんびりとした演奏の中には、明らかにメロディーをゆっくり、しかし繊細に歌う「ルバート」がありました。

とにかくのんびり、ゆったり、大らかに,しかしばれない程度に・・・。

もちろん、ルバートにはセンスがついて回ります。私の様に悪趣味なルバートの時には指導が入るのだとは思いますが、それより大事なことは、ルバートのセンスを助けるのは、和声感なのです。

この和声感が・・・私はまだひよっ子でした(汗)

ここの先生達の和声感は超一級品でした。

これが世界一級レベルの和声感か・・・と思える演奏です。

言葉で表現する事はできませんが、極上の和声感というものは、本当に美しい。

自分は充分和声感は出していたと思っていたのですが・・・世界のトップレベルはそんなもんじゃなかった(汗)

ただし、一番大事なことは、和声感だけでもダメなんです。

和声感、フレーズ感、そしてルバート・・・。

この3つが一緒になった時に、初めて、極上の表現が生まれる様でした。

私はこの極上の演奏が生まれる時に何度も遭遇し・・・そして・・・ノックアウトされました。

 

・・・こんな演奏は私には出来ない・・・私はただ鍵盤を押していただけ・・・。

 

とにかくショックでホテルに帰ってもただベッドで呆然と天井を仰ぐだけ。

 

何をどうすればいいんだろう・・・。

とにかく呆然としたままでした。

真似することはなんとかできます。どこを小さくして、どこを遅くする。

自分がまるであやつり人形の様に先生の隣でやれば良い。

しかし、今後、すべての曲の極上の演奏を自分が作り出せるのか?

特にマズルカの極上は至難の技。

私は以前からものすごく気になってました。

マズルカとノクターン。

この二つに様々なヒントがある様な気がしたのですが、今回そのヒントだけ見てきました。

つまり・・・

・・・マズルカとノクターンにすべてのショパンの秘密が隠されている・・・

今自分がマズルカにノクターンを弾いても全然感動しません。極上を知ってしまった今、自分がそれを弾く事に意味はありません。

今後、私はどうすればいいのか?

それは、次のもう一人の先生、『ハイソばあさん』のレッスンの時に思い知って、決心するに到りました。

幼児コース

子供コース

大人コース

音高・音大コース

ピアノの先生の為のコース

レッスン月謝と規約

指導講師プロフィール

プレッシャー&プチ発表会行われる(他、ピアノ発表会)

プチ・プレッシャー発表会動画集

お蔵入りアンコール動画劇場

脱力による重量奏法(重力奏法)テクニック早わかりスピード講座

ピアノスキルアップ法のいろいろ

ヨーロッパ旅行記

楽譜出版会社の選び方

む・ら・た・せんせいからのメッセージ集

リンク集

作成中のコーナー

ブログコーナー開設!

Copyright (C) 2015murata-piano-ongakuin.All rights Reserved.

 

 

 

 

無料体験レッスン

行っております。

お問い合わせ下さい。

 

 

 

 

DSCF0188

自分が泊まっていたホテルの近くにガソリンスタンド併設のコンビニがありました。

DSCF0185

簡単な軽食コーナーがあったのでここで軽く休憩。

レッスン後、呆然とした状態でコーヒーを飲む(笑)

DSCF0183

X国貨幣は日本円に33倍なのでホットドッグとコーヒーセットで360円。

しかも、ホットドッグはとんでもないぐらい大きく、コーヒーも日本で言うラージサイズ(笑)

かなりお得です。

・・・と、そこへ、警官達が休憩に入ってきて、コーヒーを注文。

どう考えても勤務中なのに堂々と制服で入ってきて、のんびりコーヒーを飲みながら雑談。

日本じゃ考えられませんが・・・これがここX国では普通。

・・・というより日本があまりにも規則に厳しくて窮屈なんでしょう。

お国柄は演奏にも・・・出ないように私も頑張らないと!!!。

 

 

 

 

2014.8.10