待ちに待ったベルリン

 

ベルリン空港について、いよいよ大学時代からの友人との再会です。

電話やメールでは連絡をとっていたものの、本人との再会は確か15年ぶりなはず。

もしや、あいつ、ハゲでデブになって昔の面影なんでこれっぽっちもないんじゃなかろうか?・・・という不安をよそに、なあんだ!全然変わっておらんな!という感じの友人がいました。

(しかし、間違いなく第3者からの目で見れば、単に中年男が二人いるだけなのだ!

自分達は大学時代に戻っているようだが・・・)

さて、多分学生時代と変わらず、ボンビー人だろうから、車は旧東ドイツのオンボロ車だろう・・・と思っていました。

b1

こういう車に乗っているんだろうと思っていました。

ちなみにこの車は旧東ドイツで使われていた車ですが、排気ガスがかなり劣悪な成分で、空気汚染がひどいとのことで、現在では製造されていません。

ちなみに、この車、エンジン音を聞いて分かったのですが、ななんと!2ストロークエンジンでした!・・・つまり、昔の50ccスクーターなどに使われていたエンジンです。

多分排気量は1〜1.3Lといったところでしょう。ということは燃費は・・・おそらくリッター4kmぐらいでしょう・・・

ところが友人が乗っていた車とは・・・

c6

友人が乗っていたのと同じ車ですが、この車を見た直後に私の口から出た言葉は「おい!お前どこでこの車かっぱらってきたんだ!」

しかも、新車で買ったというじゃあありませんか!

おいおい!俺は今まで新車なんか買ったことがないんだぞ!

しかも後で調べてみると、日本でいうスバル、レガシーに匹敵する性能の車・・・最高速度は裕に230km。

この日本とドイツ在住の友人との経済格差。なんなのこれ?

驚きはこれだけじゃあありませんでした。

b17b18b2

高級住宅地をうろうろしているんで、いろいろ回って見させてもらってんだなと思ったら、突然車を止めてすたすた歩いていくじゃあありませんか?

「おいおい、おまえん家はこんなとこじゃあなくて、スラム街みたいなとこだろ?空き巣の下見か?」と言う言葉を尻目に、まるで麻布か白金台のような高級アパートの中に入っていくじゃあありませんか!

通されたアパートは!ななんと、玄関のたたきにして既に5帖ほどの広さ!

なにこれ?俺のマンションの自分の部屋は、丁度この広さなんだけど?・・・。

全体の広さはざっと300平方メートル。(分かる人ならこのすごさは分かりますよね。てっきりアラブの成り金御殿かと思いましたよ)

この一等地でこれだけの広さのアパート、日本だとおそらく家賃は60万は下らないはずです。

そして、さらに驚きは続きます。

ここまで贅沢してんだから、ピアノはぼろぼろのヤマハピアノか?・・・とおもいきや・・・

y3

スタインウェイ・・・。

日本で中古で買ったとしても約600万・・・

ほとんどジェラシー・・・ しかも80年前のビンテージスタインウェイ!

ドイツの80年の年月を感じさせる非常にノスタルジックな音が出ます!

この経済格差は、つまり、物価の違いです。

とにかく日本と海外とではあまりにも物価の違いが大きすぎるのです。

もちろん、海外旅行を通して物価の違いは感じることは多々ありましたが、このように友人宅を訪問して初めて本当に実感してしまいました。

多分私と友人と、多少の差があっても、さほど収入が大きく違うことはないでしょう。しかし、実生活はアラブ成り金とスラブ街居住者ほどの違い。

単純に、友人のような生活をするとなると、日本では多分2千万円以上の収入がなければやっていけないはずです。

しかも、友人は週休3日と言うではありませんか!

あたしゃ最近ようやく「月月火水木金金」から週休1日に移行したばっかりだというのに!

つまり実質4日稼動で、この暮らしがドイツではできるということです!

日本は経済大国、といいますが、それは会社であって、日本住民は、おそらく発展途上国並の(しかもその中でも下に属する)生活ということなのです。

やれやれ・・・

 

次はベルリンの散歩です

 

2005極寒ベルリン、プラハ旅行記インデクス

 

  1. 成田空港にて
  2. コペンハーゲン空港にて
  3. ベルリン1
  4. ベルリン2
  5. ベルリン3
  6. プラハ1
  7. プラハ2
  8. プラハ3
  9. プラハ4
  10. プラハ5〜テスコにて〜

村田ピアノ音楽院

since1996

内容一覧表