ここはとある自然豊かな田舎の田園風景・・・

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うーん、のどかだ・・・

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ん?ここはどこだ?

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ん?なんとなく・・・

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見たことのある様な・・・

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やや!!!

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おお!!!

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なんとぉ!!!

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おお!!・・・おう・・・

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ムム・・・

 

 

 

くだらない野次馬野郎のわがジモティー相模原突撃取材はこれぐらいにして・・・

 

 

クラコフ音大突撃取材の続き・・・

その部屋の奥にはいかにも私を威圧するには十分な体格のいい男性がいました。

黒ズボンに黒のシャツ。やくざが着ている様なやけに襟の立ったシャツです。

そしてドスの利いた声で

ボス「座れ!」

私「は・・・はぃ・・・」

ボス「何が聞きたい?」

私「いや、あのぅ・・・」

ボス「お前は日本人か?」

私「は・・・はぃ・・・」

ボス「日本人が何しに来た?」

私「あ、いや・・・そのぅ・・・」

 

と、こうして話を続けました。

しかし,思っていたより,このボスはいろいろと話を聞いてくれて,私が聞きたい内容もいろいろと教えてくれました。

しかし、やはり態度にはあまり歓迎できないという感じがありました。

単純に,恐らく向こうの言い分は「うまいかどうか、わからない奴が試験に受けにくる事は迷惑だ」という感じでした。

このあたりが全く日本と違っていて,多分,推薦状などを持っているなど、要するに完全によそ者ではなく,我々が知りえる人物のみ受け入れるという感じがありました。

それってつまり・・・「よそ者」は受け付けない,って事じゃないですかね?

やっぱり閉鎖的というか,田舎というか(笑)

逆にいえば日本では考えられない事ですが,多分入試もかなりコネが効く?感じではと思いました。(といっても一昔前の日本の音大もそうでしたが)

事態は難しい内容となり、私がいくら話しても,私を「よそ者」扱いの、ややぞんざいな扱いで,いや困ったもんだな・・・と思っていたのですが・・・

 

ボス「日本人の場合はほとんどは音大卒の人がここの大学院に入るのが普通だし、それしかきいたことがない!」

私「いや、しかし・・・昨日実はあるこの学部の日本人卒業生にあって話をしたんですが・・・」

ボス「だれだ?」

 

実は前日,あるクラコフ在住のここの卒業生に実際に会って,いろいろ話しを聞いたのですが,その人の名前を口に出したとたん!・・・向こうの表情が機嫌良くうって笑顔に変わり、そしてその日本人にすぐ電話をわざわざしてくれて,その後,「来週にピアノの教授のレッスンがあるから,可能ならばいろいろ話を聞いてこい」と言い出したのです!。

いやこれには驚きました。

これって・・・コネ?・・・(笑)

 

まあ,残念ながら,私は来週には日本に帰らないといけない身分なので,そのピアノ教授に会うことはできなかったのですが・・・。どちらにしても,外部の人間が何のコネもなしに入ろうとすると,難しいんだな,ということがわかりました。

しかし、ここクラコフ音大はコネとか金とか?そういう事ではなく,レベルにおいては決して難関レベルではない!という確固たる確信が実はあったのです。

もちろん、難関ではない、とか、いややはり難関だ,と言う言い方は少々語弊があります・・・というか・・・それは日本的な言い方というか・・・。

日本はとかく受験戦争で,斬った!斬られた!やられた!血が吹き出た!!(笑)もしくは死んだ,助かった!生き残った(笑)という感じです(笑)

こと音大にでもなれば一音でもミスをすれば「しまった!!!」という感じで、合格にほど遠くなる感じなのですが、これはあくまでも日本での話です。

少なくとも海外の音大になると少々事情が違ってきます。

そして・・・その海外音大卒の生の演奏を聴くことになり・・・そしてある確固たる確信を持ったのです。

そこには日本流の受験とはほど遠い,本来あるべき音楽の世界がありました。

日本からはるばる刀を携え、頭に日の丸鉢巻き、切腹精神で乗り込んだクラクフ音大。

しかし,文明開花でその刀をいよいよ捨てる時期が来たのです。

 

実は今回の旅行で2つの演奏会に行ったのですが,その一つ,クラクフでの音楽会でのことでした。

http://www.cracowconcerts.com

ここのコンサートではクラクフ音大卒の人達の演奏が聴けるという事で,いったいどれだけのレベルなのか?を聞くために出かけたのです。

そして,この演奏会で2人ほど、演奏を聴くチャンスがあり、そして・・・ある確信に到ったのです。

これがクラクフ音大卒業生の音楽か・・・と・・・。

そこには驚きと感慨以外にも落胆(笑?)もありました。

しかし、そこには正に私が理想としていた音楽の核心がありました。

そもそも,音楽とはなんなのか?

数学や英語のテストと違って何が採点基準になるのか?

これは日本ではテクニックオンリーでごまかされてしまうのですが,音楽なんて所詮相手を納得させられるかなんです。そこにレベルもくそもあったもんじゃない。

うまい奴は「あいつはうまい」ただそれだけで名が通るし「あいつは指だけが動いている奴だ」と思われたら,一巻のおしまい。

そもそもレストランだって,(ミシュランの様に)なにがしかの点数を付けて序列化しようと思ったらできなくはないけど,所詮,点数でうまい,まずいを付ける事自体が間違っている。うまいものはうまいし,大してうまくないものは,たいしたことないで,客が遠のいてバッサリ斬られてしまう。

かといって,お客の顔色を覗いて,「こういう味付けの方がお客が喜ぶんじゃないのか?」という発想もまた、日本人的な発想で世界市場には良いかもしれないけれども、そういうことよりも、その料理人が「これしかありえない!」と打ち出したものが市場で評価されるかどうか・・・。

そういうダイレクトなものを,ここクラクフの演奏会で見てしまったのです。

続きはのちほど・・・。

 

 

2012.6.10

村田ピアノ音楽院

since1996

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