これで良いのか??大手楽器店教室グループレッスンについて

 

大手楽器店の教室は、「絶対音感を鍛えるために耳から鍛えよう!」というキャッチフレーズの元、幼児対象のコースからあまり楽譜を読む訓練をしません。

つまり耳から音を取り入れて、ピアノを弾くという方法をとっています。そのおかげで、年齢の割に難しい曲が弾けるわけですが、その代わり比較的、楽譜が読めない生徒が多いようです。

そのような生徒が時々、私の教室に移り変わって習いに来るのですが、個人差が有るとはいえ、なかなか楽譜が読める様にならない生徒が何人かいます。

「三つ子の魂百まで」といいますが、幼い頃に楽譜を見ずに耳に頼る練習をしてしまった結果、ひどい場合には、結果的に楽譜を最後まで正確に読む事が出来ずにピアノ嫌いになって辞めてしまった生徒もいました。

実はこの問題は、大手楽器店教室の現場の講師にとっては、かなりの問題になっているにもかかわらず、トップの指導陣は見て見ぬふりをしています。

今現在、私の所にも数人、この楽譜が読めない生徒を教えているのですが、楽譜が見れる様になるのに2〜3年かかる生徒もざらです。そしてその間、生徒に補正を強要している間、生徒にはかなり辛い思いをさせてしまうのです。

また、グループでレッスンをするという方針にも大きな問題があります。1クラス14〜15人ほどのグループでのレッスンは残念ながら、一人一人に対しての細かい指導は無理です。その結果、指使いを守らない、又は手の形に注意しない生徒が多いのも事実のようです。

また始めからエレクトーンで授業をするというのも、ピアノという楽器を習うという点では、大いに疑問が残ります。もっとも楽器店としてはエレクトーンが売れないと困るので、それなりの理由があるのかもしれませんが・・・

私は大手楽器店での教え方に関しては干渉する気はありません。どうぞご勝手にという感じですが、私の教室でかなり!苦しんでいる大手楽器店からの移行生徒を見ていると、今後はできれば大手楽器店からの移行生徒はあまり受入れたくないというのが本音です。

なぜなら、自分が楽譜がかなり読めないという事を、もしかしたら知らずにそのままその教室にいた方が幸せかもしれないのですから。

今後も、おそらくネームバリューのある大手楽器店に入っていく生徒は大勢いるでしょう。私はその生徒達が、取り返しのつかない事にならない事を願うだけです。

村田ピアノ音楽院

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