プロレスラーの子供はピアニストになれるか!?〜早期英才教育について〜

 

日本や韓国では今や、英才教育が盛んと聞く。確かに日本でも、教育においては幼児から盛んに行われています。

やはり、●ニマル浜●の娘や、愛ちゃんなども、おそらくは子供の頃から親のスポーツに接してきた事は間違いないでしょう。

しかし、はたして早期英才教育は必要不可欠なものなのだろうか?

この答えは、イエスでもあり、ノーでもあると思います。

確かに子供の頃から良い教育を受ける事はその後の進歩に大いに貢献する事は間違いないです。事実、ピアノの世界では幼少の頃に間違った教育を受けてそれを大人の時になって直される事に苦労を強いられる音楽家は多い。

しかし、良い英才教育だけで良いピアニストが育つわけではない。

そこにはもちろん、良い教育も必要ですが、一番肝心なのは本人の強い向学心だろうと思うのです。

たとえば、親の反対を押し切ってでも、野球選手をめざす、サッカー選手を目指す、画家を目指す、ニューハーフを目指す(これは関係ないか・・・)と現在様々な世界で活躍している人に、おそらくそういう人はいたはずです。

親に逆らってでも・・・そういう本人の強い意志とエネルギーがあれば、どんな事でも、その時から頑張れば成就できるでしょう。

逆に言えば、本人の強い意志が、幼少から出てくる子供は非常に可能性が高いだろうと思うのですが、一般には将来何になりたいかという意志決定はおそらく中学生になってからでしょう。そして中学生になるまでにできれば、基礎力をつけるためにも良い英才教育は必要だとは思うのですが、まあ人間、自らの強い意志と向学心があれば、多少の遅れは数年で取り戻す事ぐらい、なんて事はないかもしれません。

ただし!その時に大事な事、それは(どんな世界でも同じだと思うのですが)先生から教えてもらおうとするのではなく、自分から技を盗む貪欲さだと思うのです。

そういう図々しい根性や貪欲性のあるものでなければ、プロやそれに近い存在にはなれないのではないかと思うのです。

なんかどっかのプロ野球選手が言っていましたが、「プロが家庭と仕事、どちらを取るかと聞かれたら、プロは迷いもせずに仕事!と即答できない奴はプロにはなれない」とか言っていたと、かみさんに言ってトイレ掃除を免除してもらうのは・・・やめといたほうがいいでしょうね・・・。まあどちらにしても、音楽への興味が貪欲で、音楽中心に自分が形成されていなければ、劇的な上達は難しい。

結局は、良い英才教育も大事なのですがそれよりも本人が興味を示したり、その土台となる関心を育てる事、つまり、環境でしょうか?そちらの方が意外と大事なのかもしれません。

もしも、英才教育が一番大事な土台だとしたら、日本と韓国は世界を代表する音楽国家であったはずです。しかし、残念な事に未だにヨーロッパには歯が立たない。

早期英才教育はあくまでもお膳立てを親がするだけの事。あとは本人が大人になった時にどう考えるか?だと思います。

ところで話は戻って、プロレスラーの子供はピアニストになれるか?ですが、なれるかではなく、なったらヤバい事がありそうな気がします。ピアノが思うように弾けないとひょっとしてピアノを叩き壊しちゃうんじゃないかな?もしくはひっくり返して表に放り投げちゃうとか?

村田ピアノ音楽院

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