音楽と体育について・・・3

 

ついこの間,今度は柔道の世界で問題が起こったようだった。

柔道の世界は私にはよく分からない。柔道とか,剣道とか,相撲という世界は一般のスポーツと違って,日本独特の伝統競技で、いろいろあるだろうから。

当事者ではないので明言は避けたいが,一方,では音楽の世界ではどうなんだろう?。

まず,音楽の世界では・・・体罰はないでしょ(笑)

いや、ピアノの世界では子供のお稽古事だと,昔はあったとは思う。

あったといってもさすがにビンタはないとは思うが(笑)まあ物差しかなにかで腕をピシッと叩かれることは巷ではあったかもしれない。

私自身はそういう経験はなかったのだが,そういう話は聞いている。

体罰という点では体育の世界とは比べ物にならないほど,軽いとは思うが,一方、体罰ではなく、また言葉の暴力とまではいかないが,ねちねちと(笑)嫌みをいわれるということは,この世界では良くあることだ。

故に,レッスンのあとで生徒が大泣きして,レッスン室を出て行ったなんて話は音大ではよく聞く話だ。

これもまた,私はねちねちと言われたことはなかったのだが・・・いや,実際はあったのかもしれない。

ただ,そういう状況でもあまり気にしなかったから,思い出せないのかもしれない。

所詮,言葉の暴力があったとか,嫌みを言われたとか,そういうのは本人の捉えようによっては激励に変わるのかもしれない。

ただ本当は・・・指導者は叱咤(しった)激励の為に言ったはずが,本人にとっては嫌みや嫌がらせに聞こえた,ということがほとんどなのではないかと私は思っている。

しかし・・・今や時代は変わって叱咤激励は「パワハラ」という言葉に変わりつつあるのかもしれない(汗)

正直「まじかよそれ?」である。自分もパワハラで訴えられる時が来るかもしれない(汗)

ただ私は思うに,受け取り側にとってそれが嫌がらせや言葉の暴力に聞こえる叱咤激励は、それでも言ってもらえる内はまだ見込みがあるからいいのでは?と考えてしまう。

正直指導者も人間だから,見込みがないと思ったら、たぶん見捨てるのが落ちなんじゃないかと。

私なんかは、よく「あ,見捨てられたな・汗」と感じることが何度もあった。

「所詮あなたはその程度、だからもういいです」という感じで言われたことはかなりある。

特に外国人講師はそれが結構多い(汗)というより、海外の教授はほとんどそうだと聞く。

そりゃそうだ、うまくなけりゃピアノを弾く資格はない。他に弾けるピアニストはごまんといる。何もあなたが弾かなくても良いのですよ・・・という感じだろう。

それに比べたら,日本人講師は怒って指導していてもまだ,親切な方だ。

私は実は,あまり気乗りしない仕事が二つある。

コンクールと受験だ。

このどちらも、普通のレッスンと違って,かなりシビアな要求をしないといけない。

ちょっとやそっとで褒めるなんて,到底あり得ないし,毎日が叱咤激励(言葉の暴力?)

そうやってきた過去においては・・・まあかなり、もめた事はありました(汗)

なので・・・では・・・あまり厳しくせずに,まあ出来なければ出来ないで、「まいっか」で指導すれば・・・

これもまた、もめたわけで(笑・汗)

結局,この二つはやっかいだなあ・・・となるわけです(笑)

今まで,楽しく適当に(?)レッスンをしてきたのに,コンクールや受験ともなると、血相を変えて指導しなくてはいけない。そういう点で,この二つが絡んでくると,もはや生徒とのいい関係なんて捨てなければならない。所詮生徒と仲良く楽しく・・・なんてことは不可能になってしまうのだ。

上記の柔道の問題でも,音楽の世界でも、指導においての問題は確かに指導者に原因があるかもしれないけれども,私自身は少しは生徒(選手)にも問題はあるのでは?と思ってしまう。

まあ体育の世界は分からないけれども、音楽の世界では、なんていうか・・・なんでも指導者に助けてもらおう,という気持ちがある。

でも残念ながら、指導者に助けてもらおう・・・ではうまくならないのだ。

指導者にはその都度,時々方向性を確認してもらうためにチェックしてもらう、そういう気持ちで進めていかないと、なんでもかんでも指導者に100%教えてもらう、は無理がある。

結局は自分自身が究極に研究しないと,最後にはつかめないことがたくさんある。

そうやって努力している生徒(選手)を指導者は多分気がついて認めていると思う。

しかし,その段階に行かずに,ぐるぐる無駄な練習をしている弟子には「喝!」が入るのでは?

ここではっと気がついてくれればいいのだが、気がつかないでいると,「あの先公・・・」になるわけだ(笑)

でもなあ・・・喝が入るうちがやっぱり花だよなあ。

ほんと、見捨てられる方がよっぽど辛い。

そうやってゴミ箱から,未だに出られずにもがいて、かれこれ私も30年・・・。

ゴミの分際ではありますが,そろそろ動画を出さないと・・・(汗)web閲覧者の世界からも見捨てられてしまう(汗)

 

 

 

2013.2.9

村田ピアノ音楽院

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