冬の針刺し(整音)は要注意!

 

これ、私が何度も失敗している話なのです。

冬は空気がえらく乾燥しています。当然のごとく、ピアノの音はキンキンになりやすい。しかし、ここで深く針刺しをしてしまうと、春になって湿度が上がりはじめると全然音が出ない状態になってしまうのです。

そして夏場になると、いくら除湿器をガンガン回しても湿度はあまり下がりません。こうなるとピアノを弾くのに毎日肩が凝るとか、もっとひどい場合には、腱鞘炎を起こしてしまう、という事もあります。

冬は、できれば加湿器をおいて、部屋の湿度を少なくとも40%以上にしておけばいいのですが、それでもやはり乾燥しやすい。

その時に、ハンマーが弾き過ぎで固くなったんだなと、簡単に判断しない事です。とりあえず、加湿を行って、様子を見る事を勧めます。

実際何度も、もうやはりハンマーに針刺しが必要なのではないかと思っても、春になるとまた元の音に、やはり今年も(2004年)戻りました。

もちろん、ピアノの蓋を全て締めて弾いている場合にはハンマーは固くなっているかもしれません。しかし、私のように蓋を全開で弾いている場合にはそう簡単にハンマーは固くなる事はないようです。

もちろん、ハンマーに針を指す事は、ハンマーの耐久性上、出来れば減らしたいのが事実。そう考えると、ピアノの蓋は全開で、というのは利にかなっている事だと思います。

村田ピアノ音楽院

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