石油ファンヒーターには要注意!

 

とても厄介な問題です。

というのも石油ファンヒーターは実は温風の中に湿気を含んでいるからです。

冬場の気温が特に低い朝はファンヒーターの火力が最大の時、かなりの湿気が室内にこもります。そしてこの時、問題なのは、ピアノフレームや弦が鉄である為になかなか暖まらないのですが、この時に結露ができるのです。

この結露は結果的に弦が錆びる原因になります。また、ハンマーも湿気を含んでしまうからか、やはり音が鳴らなくなりますし、ハンマーも湿気で動きが悪くなってしまいます。

もちろん、これはエアコンでも同じく結露はわずかにできるとは思うのですが、エアコンから出てくる温風事体がかなり乾燥している為か、すぐに乾燥してしまうようです。

石油ファンヒーターであっても除湿器を回せばOKかというと、どうもそれは効果がないようです。なぜなら、除湿器から出る風は乾燥はしているものの、ピアノを暖める温度ではないのです。暖める風はたっぷりと湿気を含んだ石油ファンヒーターの風・・・これは最悪です。

私の場合は、部屋が暖まるまでは石油ファンヒーターとエアコンの両方を使っていますが、やはり、多少の錆は出てしまっているようです。

どうしてもエアコン事体は火力が弱いのでしかたなく石油ファンヒーターも使ってしまうのですが・・・

究極に石油ファンヒーターを使って錆が出ないようにするには、部屋及びピアノが充分暖まるまでは、ピアノの蓋を全部閉めてしまって、ピアノに触れて冷たいと感じなくなるようになったら蓋を開けるようにすればokかもしれません。しかしそれはおそらく、最も寒い1〜2月などは3時間はかかるでしょう。

また、部屋が暖まっても必要な時には除湿器を回さなければならない時もあります。

もちろん、エアコンのみを使う場合には逆に加湿器を使わなければ、湿度がどんどん乾燥して音がキンキンになってしまいます。

なかなか難しいですね。

私の場合は部屋が暖まった場合はやはり火力と,湿気を出してくれるという点で石油ストーブを積極的に使ってはいますが・・・。

どちらにしても,部屋が暖まるまでは石油ストーブは慎重に使うにこした事はありません。

村田ピアノ音楽院

since1996

MENU