マールボ郎来日

 

先日、とある外国教授がピアノの公開講座と公開レッスンを日本で開いていたので聞きに行った。

その外国教授とは・・・実は!あの!X国のマールボ郎教授である(笑)

マールボ郎教授、日本中を公開講座で駆け巡っていたらしく、かなりハードな旅の様だった。

間違いでなければ、たぶん8月下旬から日本に来てずっと仕事をやっていたんじゃないかと思う。

大勢の日本人の相手をしていただろうし、そうでなくとも、X都市講座以来、いろいろな日本人のレッスンもしていただろうから、当然のごとく、私の事は覚えていないだろうと思って、出かけたのだが、会場でばったりマールボ郎先生と出くわしてしまった。

もちろん、向こうは私の事は全然記憶にないはず・・・が・・・

どういうわけか、向こうから「オー!。その後元気だったか?」と(汗)

何でまた覚えてんだよこいつ(汗)

そんなに俺の事が記憶にあるのか?。そりゃ演奏じゃないはずだ(笑)

まあ、その理由はあとで述べるとして・・・。

 

マールボ郎先生、かなりお疲れの様で、「日本全国、津々浦々回ってるんだ。札幌、福島、金沢、福岡・・・」と、日本の地名をきちんと覚えている(笑)

この先生、実はものすごいヘビースモーカーで、レッスンの合間はものすごく煙草を吸っていた。

多分ストレスがたまりやすい人なんだろう。加えて俺みたいな下手な生徒を見れば当然ストレスも倍増する(笑)

レッスンでストレスが溜まるのは私もよく分かる。

マールボ郎先生は一見キツい先生の様に見えるが実はものすごく人情溢れる先生だ。

それはあの先生のレッスンを受ければ分かる。

逆に・・・そういう人間が出来た先生故、本人はすごくストレスが溜まる。

私もそれはすごくよく分かるから、X講座の時の自分のレッスンが終わったあと、何かお役に立てることはないかなと思い、よく吸っている煙草を見て

私「マエストロ、先生は何の銘柄のたばこが好きなんですか?」

先生(マエストロと呼ぶのは止めてくれというそぶりをしながら)「マールボローが好きだ。しかもすごくキツいストロングタイプのが好きでねえ」

と言っていたので、その後、すぐにタバコ屋に行って・・・

お!あった!マールボローの12mgタイプ。これって最強のニコチンだよな。

いやしかし・・・まてよ。いくらなんでもこんな身体に悪いたばこをあげるのもなあ・・・。しかも煙草ばっかり吸って、早死してもらっても困るしなあ(爆)

でもこのストロングタイプが最高だって言ってたしなあ・・・。

 

人生どっちがいいんだろう?

どうせなら、人生楽しく、美味しくストレス解消に12mgの煙草を吸って早く死ぬ方がいいのいか?

・・・いや、たとえ美味しくないと思ってでも、健康的にニコチンの少ないタイプを吸って長生きした方がいいのか?

・・・いやまあどっちにしても、あのヘビースモーカーじゃどのみち長生きしそうにないし,かといってストレス抱えても長生きしそうにないしなあ(爆)

・・・と思い、しかし悩んだ末に、一応6mgのやや軽いタイプの煙草を3箱買って、教室に戻って、先生に

私「先生、身体いたわって下さい」と言いながらちぐはぐにも煙草を差し出した(笑)

マールボ郎先生もそれを見て爆笑しながら「ありがとう」と言って快く受け取ってくれていた。

そうして私はマールボ郎先生と別れたのだが、マールボ郎先生の名前の由来はこれである。

今回もマールボ郎先生、相当体力的にしんどいらしく、ストレスマックスの様だった。

しかもX国と違って、相手は日本国の日本人。

勝手も常識も習慣も違うし、そうでなくても最近の日本人は昔と違って過大に権利を主張する生徒もいるだろうから、多分日本式の仕事に相当ストレスは溜まっているはず(笑)

X国では、いつもならレッスンの合間のスモーキングタイムに10分間出かける事が珍しくないはずなのに、ここ日本ではなぜかたったの1分で慌てて戻って来る(笑)

可哀想だなあ(笑)・・・と思い、先生に今度は8mgタイプの煙草を同じく3箱買って、先生にやっぱり

「身体いたわって下さい」と、内容と違った、ちぐはぐなプレゼントにやっぱり苦笑しながら喜んで受けとっていた。

・・・あ、なんだ、あの先生、俺が煙草くれたから覚えていたのか(爆)。

 

さて、講座ではユーモアたっぷりな内容で受講生を惹き付け、その後公開レッスンに入ったのだが、この時、どんなレッスンをするのかなあ・・・と思ったのだ。

なんたって、ここは日本。

何度も言うが、勝手も常識も習慣も違う。そして,郷に入れば郷に従わざるを得ない、日本式独特の、音楽性がある。

どう、進めるのかなあ・・・と思っていたら・・・。

何も変わっていませんでした(爆)

日本人を相手に、刀でばっさりと(笑)

 

・・・レッスン内容の続きは後ほど・・・

 

 

 

2014.10.4

村田ピアノ音楽院

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