3Xショック!(3度目のX国講座)4

ここの大学では実はどういうわけか、レッスン室のピアノはほとんど某メーカのピアノでした。

メーカーの名前は•••まあ、ヤマハの商売敵某国産と言えばお分かりになると思います。

私自身、このメーカーが特に嫌いというわけではありません。

このメーカーは昔と違って最近はかなり品質も良くなっていますし、上級機種も最近ではヤマハの手強いライバルとなっているぐらい、いいピアノに仕上がってはいます。

ただまあ•••時として、品質的に???な機種にぶち当たることがあります。

特に•••不運だと、全く音が出ない機種に当たります。

前から思っていたのですが、それはその機種が音が出ないんじゃなくて、ひょっとして、そのピアノを調節した調律師が好みで音が出ないように調節したんじゃないかと思うんです。

音が出ないというより、柔らかい音の出るピアノに仕上げたいという思惑なんじゃないかと。

しかし、その思惑は逆に、とんでもなく音が出ない状態になることもあるわけです。

実は•••ここの大学の調節は以前から思っていたのですが、音が出ない。そして鍵盤が重い。タッチが深い。音がこもってシャープな音が出ない。

このメーカーは昔はそういうピアノが非常に多かったのですが、特に今年のコンディションはその傾向がかなり顕著に出ていました。

これにはさすがに参りました。

なぜならば、私の教室のピアノに触った人らなわかると思うのですが、私のピアノはその真逆なんです。

つまり、鍵盤は超軽いし、音が出るし、シャープな音が出るし、タッチは異常に浅い。

そういうピアノに慣れている人がこういうピアノにぶち当たると、もう大変です。

とにかく•••弾けない•••(泣)

1回目のレッスンの時にはとにかくこのコンディションで散々なレッスンとなってしまいました。

しかし、その全てをピアノのせいにするわけにはいきません。

なぜならば、他の生徒たちはそれでもきちんと弾いているのです。

弾けていないのは私だけです。

これは言い訳はできませんでした。

どんな環境でもピアニストはその環境に左右されずに弾きのける。

•••私にそういう能力がないのは明白でした。

マールボロのレッスンは有意義で、もちろん、ピアノが満足な状態でも、おそらく私はうまく弾けなかったでしょう。

それぐらい、まだまだ私は青二才でしたが、とにかくマールボロの指示する内容通りに弾けないレッスンはまずいな•••と思ってしまいました。

スケジュールにおいては今日のレッスンが終わると、その後、中3日間を経て、またレッスンが連続で行われる、という内容でした。

私は何が何でも、この3日間の間に、ピアノ対策をしなければいけないという課題を残しました。
単純には全く音が出なくて、タッチがかなり深いピアノに順応した弾き方を完成させなければならないという課題です。

いまさら、メーカーやら調律師やらに不平を言っている場合じゃありません。

ほぼ毎日が練習室にこもる毎日が続きました。

 

続く•••

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あ〜こうして、私はこの暗〜い牢獄のような練習室で、カフェテリアで金髪美女とおしゃべりをすることなく、暗〜く毎日対策練習に励むのでありました。

 

 

 

2015.8.1

村田ピアノ音楽院

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