村田ピアノ音楽院

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昭和時代4

 

今の若い連中が親や先生を恐れなくなった時に、何が一番恐ろしくなるのか?

多分私は思うに、恐れるものの一つに「自分が傷つく」ということも一つなんじゃないかと想像している。

もちろん、我々世代でも、そういう気持ちはあるだろう。

でもどちらかというと、「自分が傷つく」ことより、背追っている背中の荷物やらで、勇気が出ない、というパターンがほとんどだろう。

何もこの年齢で「自分が傷つく」なんてオセンチなこと言う奴はいない。

この年齢にもなれば貫録がついてくる(笑)

私は今の若い連中にはぜひ、「玉砕」という言葉を知って欲しい。

そういえば、太平洋戦争の時に、零戦特攻隊や回天という知る者ぞ知る魚雷特攻隊などは、自分たちの戦いがどう考えても効果があるとは思っていなかったらしい。

それでも自分たちの命をかけた戦が幾ばくか、有利な条件で終戦を迎えられるかもしれないという気持ちで、挑んでいたらしい。

彼らは間違いなく、その成果があるとも言えない「玉砕」を意識していたに違いない。

さて、零戦特攻隊、回天魚雷特攻隊、そして•••2015年、X国へのピアノによる特別自爆決死隊。

さて、この3つの要素の最小公約数は何であろうか?

•••そう、「玉砕」である•••。

負けると分かっていても戦に挑む。

そこに、幾ばくかの成果を求めて突っ込むのである。

玉砕を恐れていては何も手に入れることはできない。

私はもうすでに2度「死んだ」人間である(笑)

これ以上、何を恐れる物があるか?

2度もの挑戦で得た物は実は大きい。

しかし、その2度で感じたギャップも大きい(笑)

3度目の戦いには、なんとかそのギャップを埋めて僅かながらに相手国に存在を知らしめられながら「死んで」逝けるかである。

しかし、今回は修羅場の戦いになる。

実は今年、X国では大きなイベントがある。

そう、ショパンファンなら知っているだろう。

そのX国最大のイベントに参加予定が決まった名簿を見て、私はぎょっとした。

ななんと!•••。

その参加予定名簿の名前には、X国講習会に参加していたメンバーが勢ぞろいだったのだ。

あいつも、あの子も、あのお嬢ちゃんも•••(汗)

驚いたことに、その中には多少お話をした日本人も数名•••(汗)

面白いことに、右も左も知らない私に唯一親切にしてくれた方々だったのだが•••。

私はとんでもない場所へ、「自爆玉砕」をしに行くことになった(死に逝くことになった)

しかし私は辞めない。

玉砕を恐れてどうするのだ?

虎穴に入らずんば、虎子に食い殺されても挑むだけである。

「自分が傷つく」のを恐れるのは、何かを恐れているんじゃなくて「プライド」があるからだろう。

いや、プライドじゃなくて「虚栄心」である。

「虚栄心」なんて捨ててしまえばいいのだ。

捨てないと、得られる物も得られない。

例えば、恐れる物,惜しむ物に、お金を失ったとか、体の健康を損なったとかいう内容なら、恐れる、惜しむ気持ちはわかる。

お金も健康も大事だ。

しかし、「プライド•虚栄心」なんてものは真っ二つに切り裂かれたところで所詮、精神的な大出血をするだけである。

死にゃしない。

今の若者は「玉砕」を知って欲しい。

玉砕することによって、貴重な得られるものがある。

時々、玉砕を恐れて、どうのこうの言い訳をして逃げる奴を数人見かけることがある

昔はその時に、教師もしくは隊長がビンタをして「敵前逃亡するな!」と言ったものだったのだが••••。

 

 

 

2015.6.8