子供の導入時期にバイエルを使用していませんか?
バイエルはもう古いテキストです。
発祥の地ヨーロッパではもうこの100年以上前に出版されたテキストは既に使われていません。なぜなら、様々な点で現代のテキストの方が優れているからです。
バイエルの問題点はテキストの途中からいきなり出てきて、すぐに調号(♭や♯)がかなりの量で突然増えたり、はじめから習うべきヘ音記号が中途からでてきて、いきなりレベルが急激に上がるなどの問題があります。
また、どちらかというと無味乾燥な曲が多く、学習者の興味をそぐ曲集ともなっています。
現在ではそれらの問題点を解決したテキストが幾多もの出版会社からでており、あえてバイエルを使わなくとも他のテキストで学習者に無理なく学習ができるのです。
当音楽院ではバイエルは使わず、学習者が興味を持続させられるような楽しいテキストを使用しています。
ソナチネのみ、ソナタのみ、などといった一冊だけのテキストのみのレッスンになっていませんか?
ソナチネ、ソナタはピアノ学習の定番ですが、ある意味、このテキストは古い面も持っていますし、これだけでは学習は不完全です。
また、ソナチネ集は、(作曲家の名前を見ればわかるように)あまり名曲揃いとはお世辞にもいえません。
また、受験ならともかく、一般にピアノを楽しむ場合、ソナチネやソナタ集よりも名曲集や、ロマン派を中心としたテキストを使用した方が子供には興味を持たせやすいので様々なテキストを使用する事が大事です。
当音楽院では,初期段階から子供が憧れる名曲を積極的にレッスンに取り入れています。
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