発表会でもらうDVDは古き良き思い出の記念品にあらず。

 

発表会ではよく写真とDVDをもらうと思いますが、まあ子供の生徒ならともかく、大人の場合は•••。

DVDは古き良き思い出の記念品ではありません!

特に大人の場合はおそらく演奏は失敗している確率が高いでしょう。

ですから大概は全く見ずにどこかにお蔵入りしている可能性は高いと思います。

しかし•••。

是非、DVDはお蔵入りせずに、しっかりと見て反省して欲しいのです。

自分の演奏の何がまずかったのか。

本番というものは緊張のあまり、演奏がうまくいかないいことが多い。

しかし、緊張したから失敗したというのは、間違いです。

その演奏そのものが残念ながら今のあなたのまぎれもないレベルなのです。

以前もここに書きましたが、本番の失敗は偶然でもなければ、緊張のためでもありません。

然るべく、当然のごとく、誘発した本来のまずい点が必然的に露出しただけなのです。

本番とは怖いもので、普段の練習の時には気がつかなかったまずい点が必ず全部、100%出てしまうのです。

失敗のパターンはいろいろあるでしょう。

暗譜が飛んだ

••••••飛んだのではなく、初めから暗譜していないだけ。

スピードがあせって速くなった

••••••普段から速く弾いていたことに気がつかなかっただけ。

部分的に転んでしまった

••••••普段から力が入って転んでいたはず。

音ミスが多かった

••••••普段からミスしやすかったはず。

全く音楽的に弾けなかった

••••••普段から音を聴かずにそのことに気がついてなかっただけ。

 

このような失敗に普段から気がつけば本番に失敗しなかったはずなのです。

なので、本番前に一度自分で録音をすることをここで勧めてありますが、本番でなければ症状がわからないこともあるでしょう。

ですから•••是非、本番という全ての負の実力が100%出た貴重な記録をもう一度、検証し直して欲しいのです。

本番の時だけの記憶などというのは曖昧ですし、意外と自分ではわからない欠点も見つかる可能性もあります。

それによりあなたの失敗をすべて潰すチャンスが生まれるのです。

また、緊張すると出やすい現象も各自あるはずです。

私の場合はスピードが速くなりがちになるので、なるべく本番はスピードをわざと遅く弾くよう心がけています。

それぞれ各自自分の本番の時に出やすい特徴はよく認識することは重要です。

•••本番までは十分、検証を行いつつ、挑んだけれども、ダメだった•••

そんな時、なぜ失敗したかは単純に緊張のせいにせずに、DVDというデータを元にもう一度検証し直す必要があります。

もし、あなたが本番の失敗をいつまでも緊張のせい•••にしてれば、いつまでも進歩はありえません。

非常にしんどい反省会ではありますが(笑)もしあなたが本気でピアノを上達したければ、実行してください。

 

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